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☞  ごはん と 和菓子  itoのお菓子は いとをかし
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大切なお知らせ

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大切なお知らせ。これからのこと。


たくさんたくさんたくさんたくさん悩んで考えて、自分なりの答えを見つけたので、本日みなさまにお知らせいたします。


昨年下旬、わたしはお腹に来てくれた命をひとつ失う経験をしました。

それは本当に本当につらくて、灰色の日々で、

新しい命を授かった喜びと

それを失った悲しみと絶望の中で

ひっそりと仕事を休んで

今後の自分のことを考えました。

家族に支えられながら、この経験を通して、自分の中のいろいろな考え方感じ方に少し変化がありました。


そしていま、お腹の中に小さな命を授かっております。

お腹にもう一度戻ってきてくれました。

2人目を授かって決めました。


産休に入る今年7月を最後に

和菓子工房 糸 ito は一度、お店を閉めることにいたします。


本当は、月一でも、今まで通り自分のお店で和菓子を作ってお客さまに会いたい。

その気持ちは山のようにあります。


続けたい。

止まりたくない。

忘れられたくない。


わたしは自分のお店で過ごす時間が大好きです。和菓子を作るのも、お客さまとおしゃべりするのも、大好きです。

大好きだからお店を続けてきました。それが一番です。


それと同時に、たくさんの情報やお店、新しいことに溢れている世の中で、自分が忘れられるのがとても恐くて、娘を出産してすぐからお店を月一で再開させた自分もいました。

和菓子を作っていない自分が世の中に認められていないような、そんなことは決してないのに、よく分からない恐怖心のようなものがありました。


育児書とはかけ離れたクセのすごい娘は本当に大変なことだらけで、親であるわたしが泣いてしまうこともあったり、今でも毎日必死だけれど、その何倍も笑顔と愛に溢れ、学ぶことは多く、子育てするというよりわたしも一緒に育っていくような、そんな感覚で日々を過ごしております。


和菓子は、日々の暮らしの中で作り続け

もっともっと勉強して

何年後かの再スタートのときに

もっともっと自分の思い描いているお店を作り、より良い和菓子が作れるようになりたいと考えています。


お店は一度なくなりますが、わたし自身が和菓子作家を辞めるわけではありません。お休み中も、和菓子作家であり続けます。

たまにはどこかの厨房をお借りして、和菓子をお作りすることもあるかもしれません。

たまにはどこかでワークショップを開催するかもしれません。

自分のお店で和菓子作ってがんばる母ちゃんの姿を子どもたちに見せられるのは、何年後かな。必ずその姿を見せたいと思っています。


工房を始めて約5年、たくさん自分の好きにやらせてもらいました。


本当に楽しかったです。

もちろん、つらいことも、力不足で悔しいことも、お客さまにご迷惑をお掛けしたり、深く反省することもたくさんありました。


家族やお客さま、たくさんの人々に支えられて、まだまだ未熟なわたしが約5年という間、工房を続けていくことができました。


かけがえのない時間を過ごせたことを本当にありがたく思います。


ここまで書いて、もう明日閉業するような感じになってしまいましたが、7月までまだまだございます。


先になるであろう復帰の目安など、今後の 和菓子工房 糸 ito のことは、最後のご挨拶のときに書かせていただきたいと思います。


7月までの約3ヶ月間、

精一杯、心を込めて和菓子を作っていきますので、よろしくお願いいたします。




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by ito-ito-wagashi | 2018-04-15 12:15